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November 2008の記事

サムの経済情報

2008.11.20

初登場です。サムです。
これからラスベガスを中心にした経済情報をお知らせしたいと思います。
自己紹介は追々させて頂きますのでお許し願います。
さて、本日はサンズグループの一連の記事をレポートします。

11月7日(金)の地元紙では、ラスベガス・サンズの財務状態が突然下降していることを報道しています。
サンズ社は、複数のローン(融資・借り入れ)などで資金調達していますが、その中のいくつかのローンが債務不履行に陥る危険性があり、破産裁判所に届け出ることにもなるかもわからない可能性が高くなっていることを6日(木)に投資家に発表しました。しかし、ウォール街のアナリスト(分析家)は、サンズ社が米国証券取引委員会に監査員の指導の下に申告した書類の言葉遣いにも注意しないといけないと慎重に構えています。アナリストの中には、サンズ社は、投資家の信頼できる資本調達計画を提出してくるのではないかと推測しているアナリストもいます。

一年前、サンズ社の株価は約$149ドルでしたが、本日$8ドルで、空前の乱高下を記録しています。。直近の四半期営業収益もアナリストの予測を大幅に下回る結果となっており、これから先6ヶ月間の見通しも伸び悩む見込みです。かなりハイリスク(危険性の高い)の株式として評価されています。サンズ社はマカオにサンズ・マカオとベネチアン・マカオを営業しています。先に中国政府が中国本土からマカオへの渡航を制限する規制も実施され、売上にもかなりの影響を及ぼしています。

サンズ社は、当期6月末で約$8.8ビリオンドル(約9千億円)の長期借入金があり、そのうちの幾つかのローンは、開発プロジェクト費を削減しない限り返済条件を満たすことができないであろうと発表しています。サンズ社は米国のペンシルベニア州に675億円のカジノ、ラスベガスのラスベガス通り沿いに600億円のマンション、マカオのコータイどおりに1兆2千億円の総合計画、シンガポールに4千億円のカジノの建設プロジェクトを進めています。

サンズ社は今年の9月末にも同じような問題を抱えていましたが、最高経営者であるシェルドン・アデルソン氏と奥さんが2013年に満期になるコンバーティブル・ノート(株式に転換できる借用書)約475億円の融資をし、難局を乗り切ったところです。アデルソン氏はサンズ社の株式を65%保有する筆頭株主であり、純資産が約1兆6千億円という大富豪です。アデルソン氏とその家族が資本調達に参加するということが計画されており、公表はされていませんが、投資銀行との折衝も行われているそうです。モーガン・スタンレイ社の予測では、このアデルソン氏が資金調達に参加し、個人の資本を投資すれば、もし、資本調達の可能性が薄くなっても株価は上昇するのでは無いか、もし、同氏の援助がないようであれば、サンズ社の資金調達はかなり難しい状況になるようです。

今のところ、この辺のニュースが最新です。今後、アデルソン氏の動向が注目されるところです。
また、何かニュースがあれば連絡します。


11月12日
サンズ社に関して、毎日のように資金調達に関するニュースが流れています。

サンズ社は、600億円のラスベガス大通に面するマンションの建設を一時停止することや、ウォール街の投資会社ゴールドマン・サックスと2千億円の資金調達をする計画、サンズ社の会長アドルソン氏とその家族も資金調達に参加することなどを発表しています。サンズグループのパラッゾとべネシアンの社長ゴールドステイン氏は、100億円規模の経費削減をすることを方針として公表しています。サンズグループの第3四半期決算では損失が32億円で、減少したようです。パラッゾとベネシアンの営業収益は6億円で昨年の同期30億円と比べると1/5の減少となっています。ラスベガス大通にあるサンズグループ全体のカジノの歳入は113億円(第3四半期)で昨年同期の83億円と比べると36%増となっています。この増加は、1月に開店したパラッゾの影響が大きいという見方です。米国の経済状況が不況の中、堅調な営業成績(収益とキャッシュフロー)となっています。現在進行中の開発プロジェクトを今後どう進めるか、資金調達がどのように成功するのかが注目されるところとなっています

11月18日
サンズ社は、先週の金曜に普通株式、優先株、ワラント債の公募を完了し、約2000億円の資金調達の目処がたったようです。監査法人を含め、サンズ社は、十分な流動資金と資本資源があり、ラスベガス、マカオで営業中の3軒のカジノと新規開発計画を遂行できることを確信しているようです。今回の資本調達で株式発行高が2倍になり、一株当たりの利益の低下、株主の持株価の希薄化などに影響を及ぼしています。会長のアデルソン氏の持分は64%から51%に減少しています。





Category: 仕事
Posted by: otsuka
AM 09:15

WAVEの挑戦!! ツアー6日目 セドナから焼肉での打ち上げ

2008.11.13

1,セドナの朝食へ(7:30ー8:30)
◎セドナの朝がやってきました!窓を開けると、町、森、岩山!!
これぞセドナ!というキレイな景色です。
夜にセドナに到着すると景色が見られないため、朝に感動するのです。

朝食はモーテルのコンチネンタルブレックファストでしたが、ここはゆで卵あり、トーストありで、またまた今回はソーセージマフィンが増えていて、電子レンジでチンして食べるのですが、
これが予想以上に美味い!!2個も食べました(笑)

本日は、ラスベガスまで5時間以上運転するので、お土産にゆで卵とトーストをテイクアウトにして、出発しました。


2,Holy Cross教会へ(9:10ー9:50)
◎新セドナの町から車で20分、大通りから1本入った山の上にあります。
お姉さまと行く神聖な教会。上まで行き駐車をすると、教会のバックにセドナの山と町が見渡せるのです。絶景です。

入口に立つと神聖な雰囲気が一気に増します。
今までの国立公園が荒々しく壮大なのに対して、この町と教会の雰囲気は、物静かで繊細な感覚です。
中では$1の寄付で、ロウソクに火を付け、お祈りする事ができます。
地下のギフトショップにも立ち寄り、出てきました。

3,Bell Rockトレイル(10:00ー11:00)
◎せっかくセドナへ来たら、ヴォルテックスを触っておかなくちゃ!という事で、3つあるヴォルテックスの内、一番有名なBellRockへ行く事にしました。
前回(1ヶ月前)は、前の道が工事中のため車両は封鎖されていましたが、今回はすでに工事が完了していました。

トレイルヘッドへ行くと、車が40台程停まっており、ツアーバスまで入っていました。軽く100台は停められる駐車場です。

トレイルヘッドからBell Rockまで目で見ても1マイル程ありました。
昨日のTHE WAVEのトレイルで疲労困憊の二人でしたが、とにかく行けるところまで行こう!という事で、片道30分で引き返すという決定のもと、出発しました。

歩き出すとキレイな草木道とバックにはセドナの山々と森が見え、テンションが上がってしまい、疲れも忘れてタッタッタと足が進みました。

Bell Rockのふもとまで丁度30分、ヴォルテックスの岩にタッチをして引き返しました。力をもらって体が軽くなった気がしました。


4,ルート66(13:30ー14:30)
◎有名な散髪屋で、床屋イスに座って写真撮影、買い物、少し自由時間で、セリグマンのポストオフィスへ行かれたのですが、ルート66の変わったイラストのポストカードや切手など買われて、かなりセリグマンを満喫されていました。


5,フーバーダム到着(16:30)
◎写真撮影のみ、ここで気温が42度になり、暑くてすぐに車へ。


6,ラスベガス到着!パリスホテルへ(17:30)
◎バレパーキングへ入れ、チェックイン。
+$65でベラッジオレイクビューが空席有りと言われたが却下。
スムーズに完了し、部屋のチェックへ。素晴らしい部屋でした。


7,韓国焼き肉店Ginseng2で打ち上げ!(18:00ー19:00)
◎美味しい!と噂のストリップ焼き肉店へ。
日本語も話せるスタッフで、店内もキレイ!そして美味い!!
それもそのはず、だって高いんです・・・。
カルビ$28というお値段、まあしかしこれだけ美味しいなら満足です。

今回の旅を振替えって、無事帰還できた事に感謝!
そして、お互いの頑張りに感謝!という事で乾杯致しました。

Posted by: transgrp
PM 07:41